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ムーヴのエアコンフィルター交換方法は?場所・適合・交換時期

ダイハツ ムーヴのエアコンフィルター交換方法と助手席グローブボックス奥の設置場所を示すイメージ

こんにちは、軽自動車ナビのSです。

実家では2012年5月初度検査のダイハツ ムーヴ DBA-LA100Sを母が使っていて、私も帰省したときに運転しています。

古くなった車に乗っていると、エアコンを使ったときの臭いが気になることがあります。

私自身、ノートやフィットでは車検などの際にエアコンフィルター交換を勧められた経験もあります。

ただ、実家のムーヴについては、これまでのエアコンフィルター交換歴をはっきり確認できていません。

過去の車検や整備で交換されている可能性もあるので、「長年交換していない」と決めつけることもできない状態です。

エアコンフィルターは比較的交換しやすい消耗品ですが、ムーヴという車名だけで商品を選ばず、年式や型式に合うフィルターを確認することが大切です。

また、フィルター交換は臭いや風量低下の改善につながる場合がある一方、冷媒不足やコンプレッサーなどの故障まで直せる作業ではありません。

場所、適合品の確認方法、交換手順、交換時期、交換後も症状が残る場合の考え方まで順番に見ていきましょう。

記事のポイント

  • ムーヴのエアコンフィルターがある場所
  • 年式や型式から適合品を確認する方法
  • 自分で交換するときの基本手順と注意点
  • 交換時期と改善しない症状の切り分け方

ムーヴのエアコンフィルター交換場所

ムーヴのエアコンフィルターを交換するなら、最初に確認したいのが装着場所と適合品です。

特にムーヴは1995年の初代から現行7代目まで長く販売されているため、現在のムーヴの構造や部品を旧型へそのまま当てはめることはできません。

フィルターを購入する前に、車名だけではなく年式、型式、必要に応じて車台番号や現在装着されている部品も確認してください。

場所は助手席側が基本

ムーヴのエアコンフィルターは、一般的に助手席側のグローブボックス奥から交換する構造です。

現行ムーヴについては、ダイハツの取扱説明書でもグローブボックスを取り外したあと、奥にあるフィルターカバーを外して交換する手順が案内されています。

ダイハツ公式の中古車メンテナンス情報でも、カーエアコン用フィルターは主に助手席グローブボックス奥へ設置されると説明されています。

まず助手席のグローブボックス周辺を確認するのが基本ですが、世代や仕様によって構造が違う可能性があります。

ダイハツ ムーヴ LA100Sの助手席側から見た前席とグローブボックス周辺

実家のムーヴ LA100Sを助手席側から見た前席とダッシュボード周辺。エアコンフィルターを確認するときは助手席側のグローブボックス周辺から見ていきます

現行車の具体的な手順を確認したい場合は、ダイハツ「ムーヴ取扱説明書」から自分の車両に合う説明書を確認できます。

取扱説明書は年式によって内容が異なるため、自分のムーヴと同じ世代のものを選ぶことが重要です。

年式と型式で適合を確認

エアコンフィルターを購入するときに注意したいのが、同じムーヴでも年式や型式によって適合品が異なることです。

例えば、歴代ムーヴにはL900S系、L150S系、L175S系、LA100S系、LA150S系、LA850S系など複数の基本型式があります。

さらに同じ世代でも発売時期や仕様変更などがあるため、「ムーヴ用」とだけ書かれた商品を見て即決するのは避けた方が安心でしょう。

まず車検証などで型式と初度検査年月を確認してください。

その情報をもとに、純正部品情報やフィルターメーカーの適合表で照合します。

社外品を購入する場合は、DENSO「適合品番検索/車種別交換方法」のようなメーカー公式の適合検索を利用すると確認しやすいです。

確認するもの 確認する理由
車名 ムーヴキャンバスなど別車種との混同を防ぐため
初度検査年月 同じ型式でも生産時期による違いを確認するため
型式 世代や車両仕様を絞り込むため
現在のフィルター 形状や表示を現物でも確認するため
メーカー適合表 購入する品番が対象車に合うか確認するため

通販サイトの商品名だけではなく、メーカーが示している適合情報まで確認すると間違いを減らせます。

実家のLA100Sも型式確認

実家のムーヴは、車検証などの実車資料から2012年5月初度検査、型式DBA-LA100Sであることを確認しています。

一方で、エアコンフィルターそのものを取り外して、現在の品番や装着状態まで確認したわけではありません。

交換歴についても家族から明確に聞いたことはなく、過去の車検や点検時に交換されている可能性があります。

だから、私が実家のムーヴ用フィルターを買う場合でも、まずDBA-LA100Sという型式と年式を基準に適合表を確認します。

S
S
実家のムーヴも「ムーヴだからこのフィルター」とは選びません。車検証でDBA-LA100Sまで確認できるので、その情報から適合品を絞るのが確実かなと思います。

グレードについては確定していないため、グレードを前提にした部品選びもしないようにしています。

これはLA100Sに限らず、中古で購入して詳しい仕様が分からないムーヴでも同じ考え方です。

旧型は未装着にも注意

古い車両や一部仕様では、そもそもエアコンフィルターが標準状態で装着されていないケースにも注意が必要です。

DENSOも、販売店オプションのフィルターが装着されていない車両では、専用カバーやフィルターケースなどが別途必要になる場合があると案内しています。

したがって古いムーヴでは、フィルターを買う前に適合表だけでなく、現在の車両側にフィルターを収める構造があるかも確認した方がいいでしょう。

特に中古車では以前のオーナーがどのような部品を装着していたか分からないこともあります。

無理にカバーをこじ開けたり、車両側を加工したりしないでください。

適合や装着方法が分からない場合は、ダイハツ販売店や整備工場、部品販売店へ車検証の情報を伝えて確認する方が安全です。

フィルターの役割を知る

エアコンフィルターは、車外から取り込む空気などに含まれるホコリや花粉といった汚れを捕らえ、車内へ送り込む空気をきれいにする役割を持っています。

製品によっては、脱臭や抗菌などの機能を備えたタイプもあります。

ただし、エアコンフィルターは空気中のすべての物質や臭いを取り除く装置ではありません。

長期間使用して汚れがたまると、空気が通りにくくなり、吹き出し口から出る風が弱く感じられる場合があります。

汚れやフィルター自体が臭いに関係することもあります。

私自身も古くなった車では、エアコンを使ったときに臭いが気になることがあります。

ただ、その臭いがエアコンフィルターだけから発生しているとは限りません。

エアコン内部の汚れやカビなど別の原因もあるため、臭いがするからフィルター交換だけで必ず解消するとは考えない方がいいでしょう。

症状から役割を切り分ける

エアコンフィルター交換を考えるときは、「冷えない」「風が弱い」「臭う」を全部同じ不具合として考えないことがポイントです。

症状 フィルターとの関係 ほかに考えたい部分
風量が以前より弱い 目詰まりが関係する可能性あり ブロアモーターや制御系など
エアコン使用時に臭う 汚れが関係する可能性あり エアコン内部の汚れやカビなど
風量はあるが冷えない フィルターだけが原因とは考えにくい 冷媒やコンプレッサーなど
まったく風が出ない フィルターだけでは説明しにくい ブロアや電気系統など

フィルターは空気の通り道にある部品なので、特に関係しやすいのは汚れによる通気抵抗や臭いです。

一方で、風はしっかり出ているのに全然冷たくならない場合は、冷媒回路など別の原因を確認する必要があります。

ムーヴのエアコンフィルター交換方法

適合するフィルターを用意できたら、次は交換作業です。

現行ムーヴでは、エンジンスイッチをOFFにしてグローブボックスを取り外し、フィルターカバーを外して新しいフィルターへ交換する流れが公式取扱説明書で案内されています。

ただし、同じムーヴでも世代によってグローブボックスやカバーの形状は異なるため、ここでは共通して押さえたい考え方を中心に説明します。

交換前に車を安全に止める

作業は平坦で安全な場所に駐車してから行ってください。

シフトをPに入れ、パーキングブレーキをかけ、エンジンまたはエンジンスイッチをOFFにします。

助手席のグローブボックス内に車検証や小物を入れている場合は、先に取り出しておくと作業しやすくなります。

古いフィルターを抜くとホコリや小さなゴミが落ちることがあるため、助手席の足元にタオルなどを敷いておく方法もあります。

交換前に古いフィルターの向きやカバーの付き方を写真で残しておくと、元へ戻すときに迷いにくくなります。

グローブボックスを外す

現行ムーヴでは、グローブボックス左右の側面を内側へ押して上部のツメを外し、さらに下側のツメを外す手順になっています。

ここで力任せに引っ張るのは避けてください。

樹脂部品は経年劣化によって硬くなっていることがあり、古いムーヴではツメやヒンジ周辺を破損する可能性があります。

年式によってはダンパーなど別の部品が付いている場合もあるので、動かないときは一度止めて構造を確認しましょう。

「ネットでは簡単に外れていたから」と強く引くより、自分の年式の取扱説明書や交換要領を見ながら進める方が安全です。

フィルターカバーを外す

グローブボックスを外すと、奥にエアコンユニットとフィルターカバーが見える構造が一般的です。

現行ムーヴの場合は、フィルターカバーの固定を解除したあと、横方向へずらして抜く流れが公式説明書に示されています。

ここでも年式による形状差があるため、ツメの位置を見ずにドライバーなどでこじるのは避けましょう。

カバーが外れたら、古いフィルターをゆっくり手前へ引き出します。

葉やホコリが大量に付いている場合は周囲へ落ちやすいので、勢いよく抜かない方が後片付けも楽です。

フィルターの向きを確認

新しいフィルターを入れるときは、上下や空気の流れる方向を必ず確認してください。

現行ムーヴの純正取扱説明書では、「↑UP」の表示が上を向くように取り付けるよう案内されています。

一方、社外品では表示方法が異なる場合があるため、製品に付属する説明書も確認しましょう。

「UP」と書かれているのか、「AIR FLOW」と書かれているのかによって矢印が示している意味が違う製品もあります。

製品の説明を読まず、古いフィルターに付いていた矢印だけを見て取り付けると間違える可能性があります。

フィルターの向きを逆にしないことが重要です。

向きが分からない場合は製品説明書やメーカー適合情報を確認し、それでも判断できなければ販売店へ問い合わせてください。

カバーとボックスを戻す

新しいフィルターを正しい向きで収めたら、フィルターカバーを確実に固定します。

その後、取り外したときと逆の流れでグローブボックスを戻してください。

左右のツメや下部の取り付け部が正しい位置にはまっているかも確認します。

グローブボックスを閉めたときに大きく浮いたり、開閉時に引っ掛かったりする場合は、無理に押し込まず取り付け状態を見直しましょう。

最後にエアコンを作動させ、送風に異常がないか確認します。

異音が出る、風量が極端に弱くなった、グローブボックス周辺から何か擦れる音がする場合は、一度作業箇所を確認してください。

交換時期は1年が一つの目安

エアコンフィルターは、見た目に大きな故障がなくても定期的な交換を考えたい消耗品です。

DENSOでは一般的な交換目安として、走行10,000kmまたは1年に1回を案内しています。

ダイハツもエアクリーンフィルターについて、1年に1度ぐらいを交換時期の目安として案内しています。

ただし、これはすべての人が同じ日に交換すればよいという意味ではありません。

交通量が多くホコリの多い道路をよく走る場合や、花粉が多い時期に頻繁に使用する場合など、使用環境によって汚れ方は変わります。

反対に走行距離が少なくても、年数が経てばフィルターに臭いや汚れが付くこともあります。

交換記録が分からない中古車なら、一度取り外して状態を確認するのも判断材料になるでしょう。

S
S
私は他の車で車検時にエアコンフィルター交換を勧められたことがあります。交換時期を覚えていないなら、点検や車検をきっかけに状態を確認するのも分かりやすいですよ。

汚れや臭いも交換判断になる

交換時期は年数や走行距離だけでなく、実際の症状から考える方法もあります。

フィルターを外したときにホコリや葉などが目立つ、エアコン使用時の臭いが気になる、以前より送風が弱く感じるといった場合は確認する価値があります。

ただし、臭いについては少し注意が必要です。

フィルターを新品にしても臭いが残るなら、エアコン内部に付着した汚れなど別の原因が考えられます。

ダイハツも、エアコンの臭いについてフィルターだけでなくエアコン本体側の汚れやカビが関係する場合があると案内しています。

そのため「臭うから毎回フィルターだけ交換する」より、交換後の変化を確認した方が原因を切り分けやすくなります。

冷えない症状は分けて考える

エアコンフィルターがひどく目詰まりすると、空気が通りにくくなり、結果として冷暖房の効きが悪く感じられる可能性があります。

しかし、フィルター交換はカーエアコンの冷媒を冷やす機能そのものを修理する作業ではありません。

新しいフィルターに交換して十分な風が出ているのに、吹き出してくる空気がぬるい場合は別系統を疑います。

冷媒不足や冷媒漏れ、コンプレッサー、コンデンサー、センサーや電気系統など、エアコンには複数の部品が関わっています。

詳しい切り分けは、ムーヴのエアコンが効かない原因と症状別の確認ポイントでまとめています。

また、点検の結果フィルター以外の部品修理が必要になった場合は、ムーヴのエアコン修理費用と原因別の目安も確認してみてください。

風が弱いのか、風は出るが冷えないのかを分けて考えることが大切です。

この違いだけでも、フィルターを確認するべき状況なのか、エアコンシステム全体の点検が必要なのか判断しやすくなります。

送風不良も別原因がある

フィルター交換後も風が極端に弱い場合は、目詰まり以外の原因も考える必要があります。

例えば、ブロアモーターは車内へ風を送り出すための部品なので、作動不良が起きればフィルターが新品でも十分な風が出ない場合があります。

風量スイッチを変えてもほとんど変化しない、まったく風が出ない、送風時に異音が出るといった場合はフィルターだけに原因を絞らない方がいいでしょう。

ヒューズ、配線、スイッチ、モーター、制御系などを含めた点検が必要になる場合があります。

電気系統やエアコン本体の分解が必要になる作業は、無理にDIYせず整備工場へ相談してください。

自分で交換できない場合

ムーヴのエアコンフィルターは、年式によっては大きな工具を使わず交換できる比較的取り組みやすい消耗品です。

とはいえ、誰でも必ず自分で交換しなければならない部品ではありません。

グローブボックスが外れない、カバーのツメが硬い、適合品に自信がない、古い車両で樹脂部品の破損が心配といった場合はプロへ依頼する選択も普通です。

車検や定期点検と一緒に依頼すれば、現在のフィルター状態を確認してもらったうえで交換できる場合もあります。

交換工賃や部品価格は店舗、使用するフィルター、車両仕様によって異なるため、一律の金額では考えないようにしましょう。

作業を依頼するときも、年式と型式を伝えておくと適合確認が進みやすくなります。

ムーヴのエアコンフィルターFAQ

Q1. ムーヴのエアコンフィルターはどこにありますか?

A. 多くのムーヴでは、助手席側のグローブボックス奥からエアコンフィルターへアクセスします。

ただし、歴代ムーヴは世代や仕様によって構造が異なるため、自分の年式に対応する取扱説明書や適合情報を確認してください。

Q2. ムーヴのエアコンフィルターは自分で交換できますか?

A. 年式によってはグローブボックスとフィルターカバーを外すことで交換できるため、自分で作業することも可能です。

ただし、構造が分からない状態で無理に樹脂部品を外すと破損する可能性があるので、取扱説明書を確認し、不安なら販売店や整備工場へ依頼してください。

Q3. エアコンフィルターは何年ごとに交換しますか?

A. 一般的な目安として、DENSOでは走行10,000kmまたは1年に1回、ダイハツでは1年に1度ぐらいを案内しています。

実際の汚れ方は走行環境や使用状況で変わるため、臭い、目詰まり、交換履歴も合わせて判断しましょう。

Q4. フィルターを交換すればエアコンの臭いは消えますか?

A. フィルターの汚れが原因なら改善する可能性がありますが、必ず臭いが消えるとは限りません。

エアコン内部の汚れやカビなどが関係している場合もあるため、新品へ交換しても臭いが残るなら本体側の点検や洗浄も検討してください。

Q5. フィルターを交換してもムーヴのエアコンが冷えない場合は?

A. 十分な風量があるのに冷えないなら、フィルター以外の原因を確認する必要があります。

冷媒不足や漏れ、コンプレッサーなど複数の原因が考えられるため、症状だけで部品を決めつけず整備工場などで診断を受けてください。

ムーヴのエアコンフィルター交換まとめ

ムーヴのエアコンフィルターは、多くの車両で助手席側のグローブボックス奥から交換します。

現行ムーヴも、グローブボックスを外し、フィルターカバーを取り外して交換する構造です。

ただし、ムーヴは長期間販売されてきた車種なので、車名だけでフィルターを購入せず、年式と型式を確認してから適合品を選んでください。

実家のムーヴも2012年5月初度検査のDBA-LA100Sまで実車資料で確認できていますが、現在付いているフィルター品番までは確認していません。

こうした場合も、型式や年式をもとにメーカー適合表を確認してから購入するのが基本です。

交換時はエンジンスイッチをOFFにし、グローブボックス、フィルターカバー、古いフィルターの順に外していきます。

新しいフィルターは、製品に示されている上下や空気の流れる方向を確認して取り付けましょう。

交換時期は1年程度が一つの目安ですが、使用環境、走行距離、臭い、汚れ、交換履歴によって判断してください。

そして、フィルターを新品にしても冷え不足や送風不良が残る場合は、フィルターとは別の故障を切り分ける必要があります。

エアコンフィルターは大切な消耗品ですが、カーエアコン全体の故障を直す部品ではないという点を覚えておくと判断しやすいです。

車両ごとの正確な交換方法や適合品はダイハツや部品メーカーの公式情報を確認し、判断できない場合や無理な分解が必要な場合は販売店や整備の専門家へ相談してください。