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ムーヴの買取・査定相場はいくら?年式・走行距離別の確認ポイント

ムーヴの買取・査定相場と年式・走行距離別の確認ポイントを解説するアイキャッチ画像

こんにちは、軽自動車ナビのSです。

実家では母が2012年5月初度検査のダイハツ ムーヴ LA100Sに乗っていて、私も帰省したときに実際に運転しています。

さらに私は約15年前、車の無料査定のアポイントを取るコールセンターで約1年半働いていました。

当時も査定の申し込みでは、車種だけではなく、年式や走行距離、グレード、色など複数の情報を確認していました。

ムーヴを手放そうか考えたときに一番気になるのは、やはり「今ならいくらになるのか」ではないでしょうか。

ただ、ネット上の買取相場が20万円と表示されているから、自分のムーヴも20万円で売れるというわけではありません。

同じ年式でも走行距離やグレード、修復歴、内外装、整備状態などによって査定結果は変わります。

相場表は現在価値を考える入口として使い、実際に売却を考え始めたら実車の査定額を確認するという順番が分かりやすいかなと思います。

記事のポイント

  • ムーヴの年式別に見た買取相場の一例
  • 走行距離で査定額を見るときの注意点
  • 年式以外に査定へ影響する車両条件
  • 相場表と実車査定を使い分ける方法

ムーブの買取相場と査定相場の見方

ムーヴの買取相場を調べると、サイトによって金額が違っていて戸惑うかもしれません。

これは必ずしもどちらかが間違っているという意味ではなく、集計した査定事例、時期、グレード、走行距離などの条件が違うためです。

まずは公開されている相場を「自分の車の確定価格」ではなく、大まかな市場価格を知る資料として見ていきましょう。

2026年9月の年式別相場

2026年9月時点で公開されているムーヴの買取相場を見ると、新しい車から10年以上経過した車までかなり大きな価格差があります。

参考として、ユーカーパックで公開されている年式別の買取相場から主な年式を抜き出すと以下のようになっています。

年式 2026年時点の経過年数 公開買取相場の一例
2025年式 1年落ち 107.5万~137.5万円
2023年式 3年落ち 32.0万~86.5万円
2021年式 5年落ち 28.4万~83.7万円
2019年式 7年落ち 31.0万~72.9万円
2017年式 9年落ち 21.8万~47.6万円
2016年式 10年落ち 21.6万~48.0万円
2014年式 12年落ち 8.2万~24.8万円
2012年式 14年落ち 3.6万~18.0万円
2011年式 15年落ち 1.5万~11.9万円
2008年式 18年落ち 0.7万~5.6万円
2006年式 20年落ち 0.1万~4.6万円

参考:ユーカーパック「ダイハツ ムーヴ 買取相場・査定・下取り価格」2026年9月確認。

この表は査定額を保証するものではありません。

同じ年式でもグレードや走行距離、駆動方式、車両状態などが違うため、実際の査定額とは差が出ます。

また、2024年には通常のムーヴが新車販売されていない時期があり、6代目は2023年まで、現行7代目は2025年6月から販売されています。

つまり年式表を見るときには、単純に「1年古くなるごとに○万円ずつ下がる」と考えない方がいいんです。

世代が変わった時期や流通している台数、グレード構成などによっても公開相場にはばらつきが出ます。

走行距離別の相場を見る

ムーヴの査定では、年式と並んで走行距離も確認したい項目です。

2026年9月時点で公開されている2023年式ムーヴの走行距離別データを見ると、走行距離が増えるにつれて掲載されている買取相場もおおむね下がっています。

走行距離 公開買取相場の一例
1万km 66.0万~86.5万円
3万km 59.9万~80.4万円
5万km 53.1万~71.7万円
7万km 47.1万~63.8万円
8万km 43.3万~60.0万円
10万km 32.0万~46.8万円

ただし、この走行距離別データは2023年式を基準に算出されたものなので、2012年式や2016年式へそのまま当てはめることはできません。

例えば「8万kmだから43万円以上になる」と読むのは間違いです。

年式と走行距離はセットで見る必要があります。

さらに実際の車にはグレードや状態の違いがありますから、同じ年式で同じ8万kmでも査定額が同じになるわけではありません。

10年落ちや15年落ちも売れる?

検索していると「10年落ちのムーヴは売れる?」「15年落ちなら値段がつかない?」と気になる人も多いようです。

公開されている2026年9月時点の相場を見る限り、10年落ちや15年落ちのムーヴにも買取相場は掲載されています。

そのため、10年や15年を超えたという理由だけで価値がゼロだと決める必要はありません。

一方で、古いムーヴになるほど数十万円単位の査定を当然に期待できるわけでもありません。

車齢が進むほど、走行距離だけではなく、エアコンやCVT、エンジン、足回り、サビなど車両全体の状態も重要になってきます。

タイヤやバッテリーなどの消耗品も含めて、次に販売するためにどの程度の整備が必要かは買取側の評価にも関わってきます。

だからこそ、古いムーヴでは相場表にある上限額だけを見るより、自分の車が実際にいくらと評価されるかを確認することの方が大切です。

実家の2012年式で考える

私の実家にあるムーヴは、車検証などで確認すると2012年5月初度検査のDBA-LA100Sです。

LA100Sは5代目ムーヴにあたり、ダイハツ公式の歴代WEBカタログでも2010年12月から2014年12月のモデルとして確認できます。

5代目の仕様について確認したい場合は、ダイハツ公式U-CATCHのムーヴWEBカタログも参考になります。

実車資料では、走行距離は2023年5月28日時点で65,900km、2025年5月26日時点で74,500kmでした。

約2年間で増えた走行距離は約8,600kmです。

2026年現在のオドメーターは私自身が直接確認できていないため、現在の走行距離については断定しません。

2012年5月初度検査のダイハツ ムーヴ LA100Sを横から見た側面の外観

実家で母が乗っている2012年式のダイハツ ムーヴ LA100Sを横から見た外観

この車を2026年の年式別相場へ当てはめるなら「2012年式」という分類には入ります。

しかし、だからといって公開相場の3.6万~18.0万円の範囲に必ず収まるとは言えません。

別の公開相場では2012年式についてさらに違う価格帯が掲載されており、集計方法が変われば数字も変化します。

実家のムーヴには2023年5月の定期点検整備記録簿も残っていて、エンジンオイルやオイルエレメント、フロントディスクパッドなどの点検・交換記録を確認しています。

この記録がいくら査定額を上げるかは断定できませんが、少なくとも年式と走行距離だけでは実車の状態を表し切れないことは分かります。

S
S
実家のムーヴについて私が言える確定情報は、2012年5月初度検査で、2025年5月26日時点の走行距離が74,500kmだったところまでです。この条件だけから「今なら○万円」と決めるのは難しいと感じています。

相場額と実際の査定額は違う

ネットで表示される相場額と、買取業者が実車を確認して提示する査定額は分けて考えましょう。

さらに、査定額と最終的な売却価格も必ず同じになるとは限りません。

実車確認によって傷やへこみ、修復歴、装備、内装状態などが確認されれば評価が変わる場合があります。

私は今回、ナビクルアシストの登録不要の概算シミュレーションでも実家のムーヴを確認しようとしましたが、入力した条件では概算価格まで確認できませんでした。

なぜ表示されなかったのかまでは確認できていないため、古い年式だからだとは断定していません。

S
S
約15年前に査定のアポイント業務をしていた頃も、画面上の概算価格には幅がありましたし、「実際に車を見ないと正確な査定額は分からない」という前提で案内していました。今でも相場と実査定を分けて考えるのは大事だと思います。

相場表で分かるのは、市場価値を考えるためのおおよその位置です。

自分のムーヴの現在価値を確認したいなら、実車の年式・走行距離・グレード・状態を確認したうえで査定額を見る必要があります。

売却や買い替えを現実的に考え始めている場合は、実際の査定額を確認してから判断すると比較しやすくなります。

現在の車両条件で複数の買取業者による査定結果を比較する方法として、ナビクルアシストを利用する方法もあります。

ナビクルアシストの公式ページでは、条件に応じて最大20社が入札し、ナビクルが買取業者からの情報を取りまとめて連絡する仕組みとして案内されています。

地域や車両条件によって参加業者数は異なり、実車査定の日程調整などで買取業者から連絡が入る場合もあるため、利用前にはナビクルアシスト公式ページで最新条件を確認してください。

査定を申し込んだからといって、提示額に納得できなければ必ず売却しなければならないわけではありません。

ムーブの買取相場と査定相場を左右する条件

ムーヴの査定額は「何年式か」と「何km走ったか」だけで決まるものではありません。

ここからは、ネット上の相場と実車査定に差が出る理由を一つずつ見ていきます。

年式と走行距離

まず確認されやすいのが年式と走行距離です。

一般的には、時間が経過すれば車齢は増え、使用を続ければ走行距離も伸びていきます。

そのため、新しく走行距離が少ない車と比較すれば評価に差が生まれやすくなります。

ただし、走行距離が少なければ必ず状態が良いとも限りません。

短距離走行ばかりだった車と、定期的に長距離を走りながら適切に整備されてきた車では、同じ走行距離でも使われ方が違います。

また、15年落ちで5万kmの車と5年落ちで5万kmの車を同じようには評価できません。

年式と走行距離のどちらか一方だけで査定額を予想しないことがポイントです。

グレードや駆動方式

同じムーヴでもグレードは複数あります。

歴代モデルには標準系だけではなくカスタム系やターボ車もあり、2WDと4WDの設定もあります。

中古車としての需要が違えば、同じ年式・同じ走行距離でも査定価格に差が出る可能性があります。

例えば「2016年式ムーヴ」という情報だけでは、グレードや駆動方式までは分かりません。

そのため相場を確認するときには、可能であれば車検証や購入時の資料を見ながら、型式やグレードまで確認した方が条件を絞りやすくなります。

ムーヴは世代による仕様差も大きいため、車名だけで判断しないことも重要です。

車両状態と修復歴

外装や内装、エンジンなどの機関状態も査定の判断材料になります。

ボディの傷やへこみ、内装の汚れ、臭い、警告灯、エアコンの状態などは実車を見なければ分からない部分です。

また、「事故を起こしたことがある」と「修復歴車」は完全に同じ意味ではありません。

中古車査定などでいう修復歴は、車体の骨格に関係する所定部位の修正・交換などを基準に判断されます。

バンパーを交換しただけで必ず修復歴車になるわけではありません。

反対に、外から見てきれいな車でも骨格部分に修復歴があるケースは考えられます。

把握している事故歴や修復歴がある場合は、査定時に正確に伝えましょう。

自分で判断できない部分まで推測して「修復歴あり」と決める必要はありません。

整備記録や車検残も見る

点検整備記録簿やメンテナンスノートが残っていれば、過去にどのような整備を受けてきたかを確認する材料になります。

オイル交換や法定点検などの記録があるから必ず査定額が上がるとは言えません。

それでも、履歴がまったく分からない車より、管理状況を確認できる情報が多いという意味では重要です。

私の実家のLA100Sも、2023年の整備記録から交換・点検された部品を確認できました。

また、車検の残り期間や純正装備、メーカーオプションなどが評価へ関係することもあります。

だからといって、査定前に高額な車検や修理をすれば、その費用以上に査定額が上がるとは限りません。

売却を予定しているなら、高額な整備を先に決める前に現在価値を確認した方が比較しやすいでしょう。

下取りと買取は分けて比較

車を買い替える場合、ディーラーなどへ現在のムーヴを下取りに出す方法と、買取業者へ売る方法があります。

下取りは、新しい車の購入と現在の車の引き取りを一つの店舗で進めやすいのがメリットです。

一方で、車両値引きや下取り価格などが一つの商談に入ると、どの部分でいくら調整されたのか分かりにくくなる場合があります。

買取の場合は、現在の車を売る取引として査定額を比較できます。

ただし、買取なら必ず下取りより高いとは限りません。

次の車の値引きや諸費用も含め、買い替えなら最終的にいくら支払うのかまで確認してください。

例えば下取り20万円、買取25万円という数字だけを見ても、新しい車側の値引き条件が違えば総額の比較結果も変わります。

車そのものの売却価値を確認したいなら、下取り価格とは別に買取査定を取っておくと比較材料を増やせます。

査定前に確認しておくこと

査定を受ける前には、まず車検証を見て所有者と使用者を確認してください。

特に家族名義の車や所有権留保がある車は、自分だけの判断で売却手続きを進められない場合があります。

実家のムーヴも父名義なので、私は自分の判断だけで正式査定を申し込むのは適切ではないと考えて見送りました。

そのほか、走行距離、グレード、修復歴として把握している内容、整備記録簿、スペアキーなどを確認しておくと話を進めやすくなります。

査定前に洗車や車内の簡単な清掃をしておくのは構いませんが、査定額を上げるためだけに板金や部品交換へ大きなお金をかけるかは慎重に考えたいところです。

修理費をそのまま査定額へ上乗せして回収できるとは限らないからです。

売却を迷っている段階でも、現在価値を知ること自体は判断材料になります。

「この金額なら乗り続けよう」「この査定額なら買い替えも考えよう」と、自分なりの基準を作りやすくなります。

車の市場価値は時間の経過や中古車需要によって変わるため、数か月前に見た相場だけを現在の価格として扱わないようにしましょう。

正確なサービス条件や最新相場は各公式サイトで確認し、売却契約や車両状態について迷う場合は中古車査定士、買取店、販売店などの専門家へ確認したうえで最終判断してください。

ムーブの買取相場と査定相場のよくある質問(FAQ)

Q1. 10年落ちのムーヴでも買取価格はつきますか?

A. 年式だけで価値がゼロになるとは限らず、2026年9月時点の公開データでも10年落ちのムーヴには買取相場が掲載されています。

ただし、走行距離やグレード、内外装、修復歴、機関状態などで実際の査定額は変わります。

Q2. 15年落ちで10万kmを超えたムーヴでも査定できますか?

A. 古い車や走行距離の多い車でも査定自体を依頼できるケースはあります。

15年や10万kmという数字だけで売却価値を断定せず、実車の状態を含めて確認してもらう方が確実です。

Q3. ネットのムーヴ買取相場と査定額が違うのはなぜですか?

A. ネットの相場は複数の車両データをもとにした目安であり、あなたの車そのものを確認して決めた金額ではないからです。

年式や走行距離が同じでも、グレード、修復歴、ボディ状態、装備、整備状況などによって査定結果は変わります。

Q4. ムーヴは査定を受けたら必ず売らないといけませんか?

A. 査定額を確認したからといって、その場で必ず売却しなければならないわけではありません。

契約する前に提示額や条件を確認し、乗り続ける場合や別の査定と比較する場合も含めて判断してください。

Q5. ムーヴを売る前に車検や傷を直した方が高く売れますか?

A. 修理や車検にかけた費用以上に査定額が上がるとは限らないため、先に高額な整備を行う必要があるとは言えません。

大きな費用がかかりそうなら、現状のまま一度査定額を確認し、修理して乗る場合との費用を比較してから決める方法があります。

ムーブの買取相場と査定相場は実車で確認

ムーヴの買取相場は、年式が新しく走行距離が少ないほど高くなる傾向を読み取れるものの、同じ条件でも価格にはかなり幅があります。

特に10年以上経過したムーヴでは、年式や走行距離だけではなく、グレード、車両状態、修復歴、整備履歴などの影響も無視できません。

私の実家にある2012年5月初度検査のLA100Sも、2025年5月26日時点で74,500kmというところまでは確認できていますが、その情報だけで現在の査定額を決めることはできません。

ネットの相場表は「どのくらいの価値がありそうか」を考える材料として使い、実際に売却や買い替えを考える段階では実車査定で現在価値を確認するのが分かりやすいでしょう。

複数の買取業者による提示額も確認したい場合は、ナビクルアシストで査定を依頼して比較する方法もあります。

査定額を知ったうえで乗り続けるのも一つの判断ですし、条件に納得できれば売却や買い替えを進めるのも一つの選択です。

相場の数字に急かされるのではなく、今のムーヴにどのくらいの価値があるのかを確認してから、自分に合った判断をしてみてください。